明治8年、青森にはじめてもちこまれたわずあ3本の西洋リンゴの木が、今では、国内生産の5割以上までに生産されるようになっています。青森の気候が、西洋リンゴの育成に最も適しているからと言われています。品種改良も盛んに行われ、もっとも成功した品種「ふじ」は、世界中にFujiの名で広まり、今では、米国のスーパーでも見かけるようになりました。実は、このFuji、世界で最も生産量の多い品種となっています。
わずか3本の木が日本に入り、その品種が、日本の技術で新しく生まれ変わり、そして世界一の生産量の品種になる。農業の世界でも、日本の生産技術がNo.1になってほしいですね。