昨日弊社代表の田中秀樹のfacebookアカウントでも紹介されましたが、千葉県柏市で農業を営んでいらっしゃる小川さんからすばらしいものをお譲りいただきました。オオスズメバチの焼酎漬けです。
オオスズメバチ
オオスズメバチは、毎年死亡事故が報道されるように大変獰猛なハチです。刺されることだけではなく、大きな顎は力強く、かまれるだけでも強い痛みを感じます。天敵は、熊、鷹などとなります。鷹の一種であるハチクマの場合、体毛越しには針が届かず、オオスズメバチの最大の武器である毒が効きません。ハチクマは、丸ごと巣を持ち帰ってしまうそうです。
オオスズメバチは、カチカチという警戒音を出すことでも知られており、山の中等でこのような音が聞こえた場合には、注意が必要です。万が一、オオスズメバチを見つけた場合には、静かにその場を立ち去るようにし、不用意に騒がないようにしなければなりません。
万が一刺されてしまった場合についての対処もご紹介します。オオスズメバチによる事故は、アナフィラキシーショックがほとんどと言われています。いわゆる強いアレルギー症状です。過去に刺されていると、アナフィラキシーショックが起こる可能性が高いので注意が必要です。アナフィラキシーショックを起こすまで、強い痛み、体温の上昇等、時間がありますので、またオオスズメバチが複数いる場合には、まずはおちついて退避し、患部を冷やしながら、病院に行きましょう。
オオスズメバチ最大の敵は人間
今回いただいたオオスズメバチの焼酎漬けと同様、人間は、オオスズメバチを食用にします。幼虫、さなぎなども食べますが、成虫も食することがあるようです。小川さんによると、「オオスズメバチの毒は、刺されなければ大丈夫で、口から入れても問題にならない。焼酎につけた成虫も食べれる」というお話でした。恐る恐る「お味は?」とお聞きしたところ「美味しくはない」とのことでした。滋養強壮に効くと言われている焼酎を飲んだ方が良いのかもしれないですね。