潮風を浴びた野菜はおいしい:海っ子ねぎ

平成14年10月、千葉県の西を通過した台風21号の影響で、大量の海水を含んだ潮風が九十九里浜の野菜を直撃しました。
多くの農作物が塩害で枯れてしまう中、ネギだけはほとんど被害がありませんでした。不思議におもった農家の方がそのネギを食べてみると、とても美味しいネギであることがわかりました。

海水を散布、それが海っ子ねぎ

もともと「潮風を浴びた野菜はおいしい」というお話もあり、ネギに海水を散布してみることにしたところとても美味しいネギができあがりました。それが、海っ子ねぎです。

災害を災害で終わらせること無く、美味しい野菜の生産につなげる。農家の皆さんのたゆまぬ努力の賜物です。