長野県 佐久にほど近い小海町では、名物の鞍掛豆を使った豆腐が作られています。商品名称は、「くらかけまめ豆富」。富という漢字を使い、高級感のあるお豆腐として販売されています。
通常のお豆腐よりも少し緑がかった豆腐は、しっかりとした味わいと、甘みがあります。おすすめの食べ方も、独特で、お塩だけで食べることを勧められます。塩だけでのあじつけで、お豆腐そのもののかおり、味わい、甘みを楽しむことができます。
お豆腐好きのかたも、またヘルシーなおつまみを探している方にもちょうど良いお豆腐です。
長野の地方野菜 鞍掛豆
このくらかけまめ豆富の原材料である鞍掛豆は、長野の地方野菜で、大豆の一種です。大豆との違いは、豆に黒い模様がついていることで、これが名前の由来、「馬の背に和式の鞍を乗せたように見える」ことにもつながっています。昔から豆の味が強い品種として有名だったようで、枝豆のように塩茹でやひたし豆として、豆の味を楽しむレシピが多数あったようです。
小海町まで、東京から車で3時間程度と日帰り旅行にはちょうど良い距離感です。週末に、お豆の味のお豆腐、いかがでしょうか。