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  • 塩で食べるお豆腐「くらかけ豆豆富」

    長野県 佐久にほど近い小海町では、名物の鞍掛豆を使った豆腐が作られています。商品名称は、「くらかけまめ豆富」。富という漢字を使い、高級感のあるお豆腐として販売されています。

    通常のお豆腐よりも少し緑がかった豆腐は、しっかりとした味わいと、甘みがあります。おすすめの食べ方も、独特で、お塩だけで食べることを勧められます。塩だけでのあじつけで、お豆腐そのもののかおり、味わい、甘みを楽しむことができます。

    くらかけ豆豆富

    お豆腐好きのかたも、またヘルシーなおつまみを探している方にもちょうど良いお豆腐です。

    長野の地方野菜 鞍掛豆

    このくらかけまめ豆富の原材料である鞍掛豆は、長野の地方野菜で、大豆の一種です。大豆との違いは、豆に黒い模様がついていることで、これが名前の由来、「馬の背に和式の鞍を乗せたように見える」ことにもつながっています。昔から豆の味が強い品種として有名だったようで、枝豆のように塩茹でやひたし豆として、豆の味を楽しむレシピが多数あったようです。

    小海町まで、東京から車で3時間程度と日帰り旅行にはちょうど良い距離感です。週末に、お豆の味のお豆腐、いかがでしょうか。

    小海町 ホームページ

    http://www.koumi-town.jp/

  • 「東京都経営革新計画に係る承認」について

    本日、「東京都経営革新計画に係る承認」について、通知を頂戴いたしましたので、ご報告いたします。

    東京都経営革新計画に係る承認

    当社は、2009年に設立以降、4期連続で黒字を達成して参りましたが、2013年4月より新代表に田中秀樹が着任、経営改革を実施して参りました。既にお知らせしております通り、社名変更、新サービス「あおぞらファーム」の開始、食品加工事業への参入等、積極的に展開して参りました。これらは、すべて当社が策定した新事業計画によるものであり、事業計画に則り推進しております。

    今回ご承認いただきました「東京都経営革新計画に係る承認」は、中小企業庁が実施している中小企業経営支援施策の一環です。

    本ご承認に関わり御協力いただきました皆様に感謝すると共に、社員一同、当該新事業計画をひとつひとつ進めて参る所存です。当社サービスを、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 東京の里山 横入沢

    東京都あきる野市には、東京で最初に「里山」と認定された地域、横入沢(よこいりさわ)があります。以前は住宅地として開発を検討された地域でしたが、バブル崩壊とともに自然と人のふれあいの場所として利活用が検討されました。平成18年「東京における自然の保護と回復に関する条例」によって「里山」としてはじめて認定、保全が実現されることになります。

    横入沢に行くには、JR五日市線 武蔵五日市駅で下車します。そこから徒歩で20分で横入沢に到着します。横入沢は、駐車場もありませんので、車で訪問する際にも、同様に武蔵五日市駅近隣の駐車場を利用することになります。横入沢には、飲食店もありませんので、必要に応じて駅近くで購入する必要があります。

    横入沢は、コナラ、スギ、ヒノキ、水田や畑等、ボランティアの方々の努力によって保全されています。舗装された道路もありませんので、訪問する際には歩きやすい服装が望ましいでしょう。

    現在でも「里山」として認定されている地域は、東京にわずか2カ所。この自然を大切にしつつも、肌で感じて見てはいかがでしょうか?

    横入沢里山保全地域 – 東京都

  • 再び「オーキシン」

    今回も、この連載で何度か登場している「オーキシン」という植物ホルモンのお話です。

    植物ホルモン

    植物ホルモンというのは、植物体内で作られ、ごくわずかな量で植物の成長や反応を調整する物質です。そしてオーキシンには「植物の成長を促進する」働きがあります。また「重力の方向に移動する」「光を避けて移動する」という特徴もあり、これが根が下に伸び、葉や茎が上に伸びる理由となっているということをご紹介しました。別の記事では、キャベツが丸くなる原因もオーキシンの作用であることを説明しました。

     最適濃度の成長促進・阻害

    オーキシンには成長促進作用がることは間違いがありません。ところがオーキシンはそれだけではないのです。その働きには「最適濃度」というものがあり、多すぎると逆に成長を阻害するという性質についても前述の記事で触れていたことをご記憶でしょうか。この「最適濃度」は植物の器官によっても、植物種によっても違います。このことを利用して、人工合成されたオーキシンが除草剤として使われる場面があります。例を挙げると、イネの「最適濃度」は水田に生える雑草よりも高いので、適切な量の合成オーキシンを散布することで雑草だけを殺すことができます。

    枯葉作戦の成分

    このように便利なオーキシンですが、実はベトナム戦争時に米軍の「枯葉作戦」で大量に散布された「枯葉剤」も実は合成オーキシンだったのです。使い方を誤れば大変な悲劇を招くことも理解しておく必要があります。

    植物体内でのオーキシンの生合成経路は、2011年になってようやく解明されました。人工合成ではなく植物が作った「天然」のオーキシン利用の可能性が広がったということです。環境や人間の生活に役立つ利用に期待ですね。

  • 富里スイカロードレース

    富里と言えば、スイカです。ブランドとしても「富里スイカ」が定着しつつあり、6月くらいからは出荷もはじまっています。この「富里スイカ」の冠をつけたロードレースが、千葉県富里市で行われています。2013年は、6月23日(日)に開催されました。
    スイカでロードレースで乾いた喉を潤すという発送のため、途中の給水所は、水ではなくてスイカ。名称も「給スイカ所」になっています。ゴール後もスイカが提供され、ずっとスイカづくしのロードレースです。
    近隣では、富里スイカの直売所も多数あるようですから、体力に自信のある方は、是非参加をご検討してみてください。

    富里市スイカロードレース Webサイト

  • 「ただの虫」がただの虫ではない理由

    田畑には、多くの生物がいます。水田を例にとると生息している生物の数は約600種類いると言われています。それら生物は、人間に役立つ「益虫」と、某かの被害を作り出す「害虫」に分類されることが知られています。しかし、益虫でも害虫でもない「ただの虫」もたくさんいることをご存知でしょうか。田畑にとっては、この「ただの虫」も含めてすべての生物が生態系として必要であり、どれひとつかけてもバランスが壊れてしまいます。農薬等を使って単純に害虫を駆除してしまうと、生態系が崩れ、結果として農作物に悪影響が出てしまう場合があるのです。

    生態系を保持するには

    それでは、どのように生態系を保持すれば良いでしょうか?600種類に及ぶ生物の生態系を人間がすべてコントロールすることは簡単にはできません。田畑の周りに非農地をもうけ、茂みを作り、様々な生物が生息できるようにすることで、複雑な生態系を維持することができると言われています。すなわち自然環境の保全が、生物の多様性を実現し、どんな農薬よりも良い効果を発揮するかもしれないのです。

    益虫も害虫も、そして「ただの虫」もとても大切な生物なのです。

  • 商標としてのブランド野菜

    当社青山ファームのブログでもご紹介しておりますとおり、最近の野菜や果物は、ブランドと切っても切れない関係にあります。大きさ、色、香り、そして味、それと同じくらいブランディングは重要になりつつあります。
    特許庁では、野菜や果物のブランディングを保護、育成する目的で、地域団体商標登録制度を用意しています。この制度は、地域ブランドの保護・育成を図るため、平成18年4月1日から導入されました。

    Wikiには、全国の商標の一覧が掲載されています。

    地域団体商標の一覧 – wiki

    地域団体商標登録制度を検討している方々へのセミナーも、特許庁で開催されているようですので、該当する団体の方はまずはセミナー参加をご検討されてはどうでしょうか?

  • 究極の過酷な環境 塩トマト

    熊本県八代地方のブランド野菜に、塩トマトがあります。八代地方では、以前より海岸の干拓地でトマトを育てている農家がいました。干拓地でのトマト栽培は、塩分のために水分がトマトに十分吸い上げられる、いわゆる塩害と同じような状況になっていたそうです。そのトマトは、通常のトマトと比較して甘く、しっかりとした味になっていることは知られていましたが、当時としては売り物になりませんでした。
    フルーツトマトが話題になり始めた1995年頃からブランド野菜として、塩トマトが売り始められました。最近では、この八代地方の塩トマトの一部は、「幻のトマト」と呼ばれ入手にしくくなるほど人気になっています。
    現在この「塩トマト」という名称は、宮城等東日本大震災で塩害を受けた農地の復興のために栽培されたトマトにもつけられ、話題になっています。
    単に甘いだけではなく、農地の復興にも一役をかっているのが、ブランド野菜「塩トマト」なのです。

  • 明日またとれるアシタバ

    アシタバは、日本原産の多年草です。Wikiにも紹介されているとおり、東京が生産量1位の野菜です。「夕べに葉を摘んでも明日には芽が出る」が由来し、アシタバと呼ばれるようになりました。アシタバの小さく丸い白い花から、学名は天使を意味するAngelica keiskeiとつけられています。
    昨今の健康ブームもあり、アシタバの成分が含まれた健康食品や青汁もたくさん販売されています。

    東京都内の飲食店でも、野菜を中心に品揃えしているお店では提供されることもあり、サラダやグリーンスムージー等が多いようです。キトサンやカルコン、クマリン類が「体に良い成分」とされることが多いようで、肥満防止や便秘防止などに効果があると紹介されていることも多いようです。
    東京の伊豆諸島のお土産品の中には、このアシタバを使ったクッキー等もあるようですが、根強いファンがいるのが、「明日葉茶」です。

    明日葉茶であれば、比較的くせがなく飲むことができますので、野菜が少し苦手な方にもよいかもしれません。

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