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桃源郷

ふっくらとした見た目と、甘い果実で人々に愛される「」。
収穫量日本一は「フルーツ王国」山梨県です。
全国収穫量の3分の1以上、5万トン近くの桃が一つの県だけで収穫されています。

見るためだけの桃の花「ハナモモ」

楽しめるのは美味しさだけではありません。桃は、春先にかけて、実に美しい花を咲かせます。
高台から甲府盆地を見下ろすと、眼下にはまるでピンクの絨毯を敷きつめたかのような光景がいっぱいに広がります。
一番の見頃は例年ですと4月上旬から中旬となっています。
ハナモモ

上の写真は、ハナモモといって、花を見るためだけに改良された桃です。
普通の桃のよりも花びらが多く、目にも華やかで見応え十分ですね。

花を摘む?

一体何をしているのでしょうか?
CIMG1570.JPG
実は、花を詰んでいるのです。
せっかく咲いた花なのに?と思いますが、これも桃の収穫のためなのです。
実がなることを考え、下向きに咲いた花だけを残して、他の花はすべて摘んでいきます。
私たちがおいしい桃を食べることができるのは、農家の方々のこうした丁寧な手入れのおかげなのですね。

絶好のポイントはココ

私のおすすめはなんといっても、見頃のシーズンのドライブです。
絶好のポイントは中央道の一宮御坂IC〜勝沼IC付近。
あたりに広がる桃畑と背後に連なる南アルプスの山々が、一度に堪能でき、なんとも贅沢な気分になります。
春の陽気と心地よい風が、心身ともにリフレッシュさせてくれることでしょう。

今年は開花がとても早い

3月の中旬から下旬にかけて、初夏のような日が続きました。
その影響で今年は例年よりも開花が早まり、標高の低いエリアはほぼ満開をむかえています。
ただ、標高の高いエリアではまだまだこれからですので、来週も引き続き楽しめることと思います。
今週末は、今年最後の桃のお花見のチャンスかもしれません。
ぜひお出掛けしてみてはいかがでしょうか?