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いちご王国 栃木

日本一のいちご王国として知られている栃木には、栃木県農業試験場の「いちご研究室」があります。正式名称は、栃木県農業試験場 栃木分場です。いちご研究室からは、いちご王国栃木をささえる「養液栽培技術」が生み出されています。この養液栽培方式では、「クリプトモス」と呼ばれる、杉とヒノキの樹皮を使った堆肥を利用しています。従来の方式と比べ、いくつもの有利な点がありますが、その中でも、高設ベンチを使い、作業者の負担軽減をしていることが注目されます。

栃木農業試験場発行「クリプトモスを用いた 環境にやさしい いちごの養液栽培技術」図1、図2

<栃木農業試験場発行の「クリプトモスを用いた環境にやさしいいちごの養液栽培技術」に記載されている図>

このような農業試験場の活動は、一般の方々に知られることはありませんが、農業の未来、食の未来を担っている活動といえるでしょう。