農家の方とお話しする度に、「支援」について感じることがあります。支援というと、何やら意味もなく助けの手を伸べる印象がありますが、多くの農家の皆さんは「本物の支援」をご存知です。
「本物の支援」、それは「農業をビジネスとして成立させる」ということです。ビジネスですので、「投資」「回収」等もしっかり必要になります。「競争原理」も大切ですし、「顧客中心」も大切です。そしてなによりも、「永続的な成長」がとても大切です。単発的な「支援」は、永続的な成長ができるビジネスにはつながりません。「本物の支援」は、ビジネスインキュベーションがその本質なのです。
本物の支援が生まれると、その活動は大変意義深いものになります。単に農作物が大量に安く生産される、という意味ではなく、地域の商流、物流が回り始めます。そして地域そのものが活性化していきます。農業が、様々な産業に与えるプラスの影響は大きく、そして環境もまた良くなります。
本物の支援を実現できるよう、私たち青山ファームも努力を続けて行きたいと考えています。