News/ニュース

  • 潮風を浴びた野菜はおいしい:海っ子ねぎ

    平成14年10月、千葉県の西を通過した台風21号の影響で、大量の海水を含んだ潮風が九十九里浜の野菜を直撃しました。
    多くの農作物が塩害で枯れてしまう中、ネギだけはほとんど被害がありませんでした。不思議におもった農家の方がそのネギを食べてみると、とても美味しいネギであることがわかりました。

    海水を散布、それが海っ子ねぎ

    もともと「潮風を浴びた野菜はおいしい」というお話もあり、ネギに海水を散布してみることにしたところとても美味しいネギができあがりました。それが、海っ子ねぎです。

    災害を災害で終わらせること無く、美味しい野菜の生産につなげる。農家の皆さんのたゆまぬ努力の賜物です。

  • 直売所巡りのコツ:早朝に行動する

    弊社がご提供する野菜直売所の口コミサイト「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を使って、直売所巡りをするコツをご紹介したいと思います。

    野菜直売所の朝は早い

    野菜、とりわけ葉ものは、新鮮、とれたてが一番です。例えばレタス。朝どりのレタスにかなうものはありません。野菜直売所といえど、少しでも新鮮なものを手に入れるのは、朝一番で行動するのがベストです。野菜直売所によって、オープンする時間は異なりますが、早いところですと8時くらいから、朝市という名称ですと7時くらいからあいているところも多いです。私たちのおすすめは、オープン前10分くらいからオープン後30分程度まで、お店の周りにいることです。この時間帯に、農家の皆さんが野菜直売所に野菜をもって来てくれる時間なのです。もちろん、他の時間帯も御持ち頂けることはあると思いますが、多くの野菜直売所で朝一番で野菜が入ります。野菜入荷の時間の情報はなかなか入手できないもの。そこで、可能性の一番高い、朝一番を狙うのがおすすめなのです。

    農家の方がいたら農家の方に聞く

    出荷している農家の方は、忙しそうにされていることが多いかと思います。お邪魔にならないように、勇気をだして野菜のことについてお聞きしてみましょう。きっと親切に、美味しい野菜の見分け方を教えてくれると思います。野菜のことは、野菜のプロ、すなわち農家の皆さんにお聞きするのが一番です。たとえば、道の駅 みょうぎでお話をお聞きした農家の方は、

    「本当は言いたくないのだけれども、120円のレタスより、100円のレタスの方がおすすめなんですよ(苦笑)」

    と100円のレタスをこっそり勧めてくれました。

    道の駅 みょうぎ レポート レタス
    https://aozorafarm.com/reports/162

    本物の味がわかる方に本物を聞く、そして本物の味がわかる方の朝は早い、それが私たちのおすすめです。

     

  • 電子レンジレシピ:茹でそら豆

    先日、弊社社員が、ヒルズマルシェ in アークヒルズにお伺いし、そら豆を購入させていただきました。都内のマンションにお住まいの方の場合、火を使いにくいということもあるかと思い、電子レンジだけで簡単にできる、茹でそら豆の作り方をご紹介します。

    用意するもの

    作り方

      1. そら豆を取り出します。
        http://www.flickr.com/photos/hdkworks/8975276702/in/photostream/
      2. そら豆のふくらみがある方にフルーツナイフの根元で切れ目を入れます。
      3. レンジでパスタの容器に水、そら豆、塩こしょうを入れ、8分ほどレンジでチンします。

    完成

    茹でた後のそら豆です。
    IMG_4846.JPG

    1回で食べるには量が多かったのですが、ちょこちょことつまんでいたら半日ぐらいで全部食べてしまいました。
    簡単電子レンジレシピ、茹でそら豆、オススメです。

  • 都内なのに福島:「ふくしま市場」

    東京都江戸川区東西線葛西駅から、無料バスで8分、イトーヨーカドー葛西店一階に「ふくしま市場」があります。

    ふくしま市場
    https://aozorafarm.com/markets/4473

    ふくしま市場は、福島県観光物産交流協会 物産部が運営する福島県のいわゆるアンテナショップです。約24坪の売り場には、野菜、果物、地酒、お菓子等が販売されています。イトーヨーカドーの一階に、店舗を構えているというアンテナショップは、47都道府県唯一です。

    本格的な野菜の直売

    ふくしま市場で販売される野菜、果物は、福島県各地からほぼ毎日入荷される本格派。しかも、お値段も福島県の農家の方々の御協力によりリーズナブルに設定されています。鮫川産の菌床シイタケ、玉川村産のネギ、いわき産無農薬ブロッコリーやトマト、伊達産本格白菜、郡山の芽子ニンニク等が人気商品ですが、小松菜、サニーレタス、そして時にはわらびなども入荷します。地域も会津、いわき等福島出身の方であれば、懐かしく思える地名が目白押しです。

    野菜以外も本格派

    さらにふくしま市場では、お菓子では「ままどおる」「薄皮饅頭」「あだたら山の揚げまんじゅう」等も豊富にとろそろえています。おのざきの「ソフトかまぼこ」や、会津の馬刺もあり、まるで福島にいるかのような錯覚すら感じます。

    「なかなか福島までいけない!」という方に、おすすめできる直売所です。今日の帰り道、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

  • 農林水産省「食べて応援しよう」に賛同いたします

    本日農林水産省食料産業局食品小売サービス課様とお話をさせていただきまして、当社CSR(Corporate social responsibility)活動の一環として、農林水産省「食べて応援しよう」に賛同することといたしましたのでご報告いたします。

    当社はこれまで「ソーシャルの力で、食を豊かに」をビジョンとして掲げ、直売所等口コミサイト「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を通じて、東北三県を含む東日本大震災の被災地及びその周辺地域で生産・製造されている農林水産物、加工食品(以下「被災地産食品」)等販売所をご紹介して参りました。今後も、農林水産省様を始め他組織と連携し「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を通じて、さらに積極的な社会貢献活動を行う所存です。

    なお、今後の継続的な活動をご報告するために、弊社ホームページに、CSRページを新設いたしましたこともあわせてご報告申し上げます。

  • たらの芽と熊

    春には、山菜の王様 たらの芽を食される方も多いかと思います。弊社がご提供する「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」でもたらの芽のレポートが散見されます。

    たらの芽は、タラノキ

    たらの芽を取りに行かれた方は、ご存知だと思いますが、たらの芽は、タラノキから出る新芽をさします。地中からでたタラノキの新しい枝にあるたらの芽をとるの一番いいでしょう。最近は、山菜採りがまるで競争のようになっており、どこの地域でもたらの芽が根こそぎとられてしまうことが少なくありません。

    山菜採りは、慣れた方でも危険

    たらの芽をはじめ山菜採りの競争がはじまってしまうと、気がつくと山奥に入ってしまった!なんていうことが多くあるようです。山菜採りに慣れた方でも、遭難をしてしまったり、熊に襲われることがあるようです。とりわけ熊は、たらの芽の採取時期が終わりに近づくちょうど5月くらいに冬眠から覚め、おなかをすかせて歩き回ります。食事の邪魔をされたりすると、襲ってきますので注意が必要です。

    美味しいたらの芽を食すると、採りに行ってみたい衝動に駆られますが、山菜採りはプロフェッショナルな方々にお任せし、私たちはたらの芽の春の美味しさだけを堪能させていただいた方が無難なのかもしれません。

  • 希望の米:ゴールデンライス

    ビタミンAは我々が生きるのに必須の栄養素です。
    しかし、世界には4億人がビタミンA欠乏状態にあるといわれ、子供は年間数百万人が死亡し、数十万人が失明しています。この問題を解決するために、ビタミンAの素となるβカロテンを豊富に含むイネが遺伝子改良により開発されました。2000年に開発されたこの米は、豊富に含まれたβカロテンが発する黄金色から、「ゴールデンライス」と名付けられました。

    しかし、普通の米に比べて多くのβカロテンが含まれてるとはいえど、その量は充分ではなく、2歳の子供でも必要量を補うには3kgも食べる必要がありました。これでは実用的でないということで、更に改良が重ねられβカロテンの量を増やした品種が作られました。

    これで充分かと思われたのも束の間、またもや問題に直面します。ゴールデンライスを必要とする地域の一部には、伝統的に米を炒めて食す習慣がありました。そして、米を油で炒めるとβカロテンの量が半減してしまうことがわかったのです。
    そのため更に改良が行われ、ようやく十分な量のβカロテンを含んだものを作ることができました。

    現在では、βカロテン含有量の改良に留まらず、実際に栽培する時のために害虫に強い性質を付与する改良も行われました。

    たゆまぬ改良の結果、第一号が開発されてから10年以上が経ち、ようやく実用化への目処が立ってきています。
    これからのゴールデンライスに注目です。

  • 支援の本当の意義

    農家の方とお話しする度に、「支援」について感じることがあります。支援というと、何やら意味もなく助けの手を伸べる印象がありますが、多くの農家の皆さんは「本物の支援」をご存知です。

    「本物の支援」、それは「農業をビジネスとして成立させる」ということです。ビジネスですので、「投資」「回収」等もしっかり必要になります。「競争原理」も大切ですし、「顧客中心」も大切です。そしてなによりも、「永続的な成長」がとても大切です。単発的な「支援」は、永続的な成長ができるビジネスにはつながりません。「本物の支援」は、ビジネスインキュベーションがその本質なのです。

    本物の支援が生まれると、その活動は大変意義深いものになります。単に農作物が大量に安く生産される、という意味ではなく、地域の商流、物流が回り始めます。そして地域そのものが活性化していきます。農業が、様々な産業に与えるプラスの影響は大きく、そして環境もまた良くなります。

    本物の支援を実現できるよう、私たち青山ファームも努力を続けて行きたいと考えています。

  • あなたの力をサービスに

    弊社では、「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」の開発を、社内外のエンジニア、デザイナの御協力をあおぎ行っています。この弊社の開発についての考え方を、本サイトではじめに公開したのは2013年4月20日、「ソーシャルでの開発」というエントリです。

    特定の開発会社や、弊社にだけ閉じない開発が弊社が考える新しい開発スタイルであり、このような開発は日本の民間企業ではあまり実施されていないと考えています。

    「ソーシャルの力で、食を豊かに」、それを実現するために私たちは継続的に開発に関わってくださる仲間を募集しています。私たちと一緒に「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を開発してみませんか?

     

    Technical internships on Aoyama 2014
    http://aoyamafarm.co.jp/jobs

     

  • マルシェ登録に関してのご報告

    弊社がご提供する野菜直売所口コミサイト「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」でのマルシェ(直売所、道の駅等を含む)について、6月1日時点の登録数等をご報告いたします。

     

    登録数 4422件
    登録された都道府県数 1都1道2府43県

     

    今後も「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」の機能強化及びデータ数を充実を図って参ります。