これまで、本サイトで開発をご報告しておりました弊社新サービス「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を2013年5月17日金曜日にβバージョンとしてスタートさせることとなりました。
詳細な情報は、本サイトで逐次公開させていただく予定です。皆様に楽しんでいただけるサービスを目指して参ります。
これまで、本サイトで開発をご報告しておりました弊社新サービス「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」を2013年5月17日金曜日にβバージョンとしてスタートさせることとなりました。
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ニュージーランドのオタゴ大学が興味深い研究結果を発表しました。「より多くの果物や野菜をとることで、若い人たちは気持ちが穏やかになり、幸福感を感じ、精力的に日々を過ごせるようになる」という内容でした。
調査方法は以下の通りでした。
この研究の結果はすなわち、果物や野菜の摂取量と、良い心的状態には、強い関係があるということになります。この研究者らによれば「手のひらに収まる量、あるいは半カップを一杯として、7〜8杯分程度」が、良い心的状態を作り出すのに良い分量だそうです。研究者のDr.Conner氏は、果物や野菜をより多く食べることが「うつ病の治療法になるものではない」とは強調しつつも、体だけでなく心の健康にとって好ましい影響をあたえてくれるものだとしています。
この研究に続いて現在、「果物や野菜は、どの程度、気持ちに良い変化をもたらすのか」について検証するための研究が進められているようです。食と気持ちの関係についての、さらなる新しい発見が楽しみですね。
海外から安い農産物が入ってきて壊滅的な打撃を受ける、そんなお話をメディアではよく見かけます。しかし私たちが農家を回ると、あまりそのようなお話は耳にしません。もちろん、いろいろなご意見を持たれている方がいらっしゃることは承知しておりますが、私たちがお伝えしたいのは、「誰とでも競争をして勝ち抜く自信がある」農家の方がたくさんいるということです。
現在のインターネットを通じた情報の流入の状況や、輸入関税の撤廃等の議論を見ると、近い将来海外の安い農産物が入ってくる可能性は高いといえるでしょう。商品の値段の多くが、労働力の対価でしょうから、人件費が安い地域や、大量生産を行っている地域が有利であることになるでしょう。しかし、これは「値段」という指標だけでのお話です。
私たちがお話を聞く農家の方々が、他地域の農産物に対して絶対の勝つ自信をもてるのは、理由があります。
野菜や果物は新鮮であることが重要であり、新鮮さは収穫してから口に入れるまでの時間がどれだけ短いか?であり、すなわち地産地消が最も強力な武器である
とお考えだからです。私たちは、いま、精力的にマルシェと呼ばれる直売所を回っています。そこで行われているのは、地産地消そのものでした。
自分が住んでいる地域で育てられた野菜を、農家が朝収穫し、消費者がその日食べる
農家と、消費者が、同じ時間軸、同じ物理的環境で共同で生活する、そんなことがマルシェと我々が呼んでいる直売所から生まれているのです。これが、普通の社会、生活なんだと、マルシェを回れば回るほど、強く実感しています。
「その分、値段が高いのではないですか?」と聞かれることもあります。しかし、これはまったくの誤解です。私たちがお話をお聞きする農家の方は口を揃えて、「値段でも負けない」と仰っています。実際に、先日購入したカブは、わずか80円。プチトマトは、190円です。レタスは、150円。どこをどうとっても、高いとはいえません。事実、私の家は野菜にあふれかえっていますが、安いという印象しか残っていません。なぜ安いののか、理由はとても簡単で、輸送にかかるコストが低いからなのです。私たちは、マルシェに軽自動車で野菜を運んでくる農家の方をいつも目にしています。生産した場所にほど近い、ほんのすぐそこの近所で売る、だから輸送のコストが低いのです。地産地消にこだわること、すなわち、値段でも味でも絶対に負けないにつながるのです。それが私たち青山ファームが感じた日本の農業の実力です。
農産物の特徴は、新鮮なものが一番であるということなのです。ですから、農家の皆さんは、土地にこだわります。先祖代々の土地を守る、そうおっしゃる農家の方が多いのは、精神論だけではなく、遥か昔から私たちの祖先が試行錯誤をして体得してきた生活の知恵、サイクル、現代の言葉でいえば科学に裏打ちされた自信があるのです。
皆さんの生活圏にも、農業を行われている方は必ずいらっしゃいます。値段も味も絶対負けない、そんな自信を持っている農家の農産物を知ってほしい、そして未来を作る子供たちにも教えてほしい、そんな思いで私たちは活動しています。私たち、青山ファームに出来ることは、人と人をつなげることだけ。そこに集中して、社会に貢献して参ります。
以前からアナウンスさせていただいておりますとおり、マルシェを簡単に探せるソーシャルネットワークサービス「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」がサービス開始間近になってきています。現在テストが最終段階。昨年8月、当社代表の田中秀樹が、農業に関わるようになり、試行錯誤を繰り返し、ついにサービスが本格稼働します。Webが誕生したその時からずっとインターネットに関わってきたから、メディアを開発、運営していたから、ソーシャルネットワークの中で生きてきたから・・・私たちだからできるサービス「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」ご期待ください。
震災後、「放射能」というと「原子力発電所から漏れでた怖いもの」という印象が強くなってしまいました。この印象そのものは、間違いではありませんし、注意が必要であることに異論を唱える方はいないでしょう。
弊社では、数年前にメディカルメディアという医療、健康情報を配信するメディアを展開していました。震災が起きたのは、まさにメディカルメディアを展開していた時期でした。私たちは、このメディカルメディアを通じて、放射能、放射線等の健康に与える影響について、集中して情報をお伝えし続けたのでした。残念ながら、メディカルメディアは今はもうその役割を終えていますが、弊社内では今も放射能、放射線について、議論を続けておりました。
「放射能、放射線は注意しなければならないものだからこそ、うまく使うこと、うまくつきあうことを考えよう」
それが、私たちが今放射能、放射線について、議論をした結論です。具体的なサービスとしてご提供できるかどうか、まだわかりません。ですが、これからもずっと議論を進めていき、いつか放射能、放射線についても、皆様のお役に立てるような活動につなげていきたいと考えています。
昨日弊社代表の田中秀樹のfacebookアカウントでも紹介されましたが、千葉県柏市で農業を営んでいらっしゃる小川さんからすばらしいものをお譲りいただきました。オオスズメバチの焼酎漬けです。
オオスズメバチは、毎年死亡事故が報道されるように大変獰猛なハチです。刺されることだけではなく、大きな顎は力強く、かまれるだけでも強い痛みを感じます。天敵は、熊、鷹などとなります。鷹の一種であるハチクマの場合、体毛越しには針が届かず、オオスズメバチの最大の武器である毒が効きません。ハチクマは、丸ごと巣を持ち帰ってしまうそうです。
オオスズメバチは、カチカチという警戒音を出すことでも知られており、山の中等でこのような音が聞こえた場合には、注意が必要です。万が一、オオスズメバチを見つけた場合には、静かにその場を立ち去るようにし、不用意に騒がないようにしなければなりません。
万が一刺されてしまった場合についての対処もご紹介します。オオスズメバチによる事故は、アナフィラキシーショックがほとんどと言われています。いわゆる強いアレルギー症状です。過去に刺されていると、アナフィラキシーショックが起こる可能性が高いので注意が必要です。アナフィラキシーショックを起こすまで、強い痛み、体温の上昇等、時間がありますので、またオオスズメバチが複数いる場合には、まずはおちついて退避し、患部を冷やしながら、病院に行きましょう。
今回いただいたオオスズメバチの焼酎漬けと同様、人間は、オオスズメバチを食用にします。幼虫、さなぎなども食べますが、成虫も食することがあるようです。小川さんによると、「オオスズメバチの毒は、刺されなければ大丈夫で、口から入れても問題にならない。焼酎につけた成虫も食べれる」というお話でした。恐る恐る「お味は?」とお聞きしたところ「美味しくはない」とのことでした。滋養強壮に効くと言われている焼酎を飲んだ方が良いのかもしれないですね。
タケノコは4〜5月、まさにこの時期が旬の野菜です。
生産量は福岡県が日本一、全体の3割以上を占めています。産地としては北九州市の合馬(おうま)が有名で、「合馬たけのこ」としてブランド化しています。北九州市は日本でも有数の広大な竹林を持っており、この豊かな竹林資源が品質の高いタケノコの生産を可能にしています。
タケノコの成長は非常に早く、一日に1メートル以上伸びることもあるそうです。この凄まじいスピードの秘密は細胞分裂にあります。
植物はふつう、茎の先端にある一つの生長点が、細胞分裂を繰り返すことで少しずつ成長していきます。タケノコは、この生長点をいくつも持っています。どこにあるかというと、タケノコの内側にある節(ふし)です。この節は生長帯と呼ばれ、無数の生長点が密集したものです。これらの生長点が一気に細胞分裂をすることで、ぐんぐんと伸びるのです。
タケノコは朝掘りが美味しいと言われます。この理由は、掘り出した瞬間からえぐみが強くなるからです。買ったタケノコはなるべく早めに食べるのが良いでしょう。すぐに食べない場合には、茹でておくことをおすすめします。この時、コメ糠とトウガラシを輪切りにしたものを入れ、1時間ほど煮ると上図にアクを抜くことができます。
タケノコをおいしく食べるには、新鮮さが命。採ってから間もない新鮮そのもののタケノコであれば、お刺身で食べることもできます。出荷規制などもある関東でも、八王子近辺ではタケノコを食することができるようです。この春に楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本有数のぶどうの産地として知られる、山梨県甲州市の勝沼。この町で毎月第一日曜日に行われるのが「かつぬま朝市」です。
筆者が到着した10時過ぎには、すでに会場は多くの人で大盛況。かつぬま朝市の公式ホームページによると、来場者数はおよそ4000人とのことですが、ゴールデンウィーク中ということもありそれ以上ではないかと思うほどでした。
今回、このかつぬま朝市を主催・運営されている「かつぬま朝市会」の高安会長に、お話を伺うことができました。
いまでこそ200以上の店がならび、数千人が足を運ぶかつぬま朝市。
ところが、当初からこのような規模のものを目指していた訳ではなかったそうです。
それが、自然とここまで大きくなったのは、ひとえに「続けてきたこと」が理由だとおっしゃっていました。
「ボランティアでやる以上、自分たちが疲れてしまっては続かない。まずは、自分たちが楽しめなければ」
様々な試行錯誤と長い年月を経て、今の形へと成長してきたのだそうです。
「会場にいる人たちみんなが明るいね」
多くの来場者、出店者の方々が口をそろえて、こう言ってくれるそうです。
このかつぬま朝市には、地元以外からも出店者を受け入れています。また、これだけの規模ですので市外、そして県外からの来客も多くあります。
ですが、会場にいるさまざまな人達のあいだに、「境界線」は全くありません。観光で来た人と地元の人、出店者と来場客、色々な人と人のあいだに、笑顔や楽しげな会話があふれていました。
ー少量しか取れない、野生のニホンミツバチの「幻のハチミツ」についてお話する「陽光養蜂場」の店主。お相手は、長野県から来たご夫婦でしたー
「みんなが楽しんでくれて初めて『成功』だ」
高安会長はこのように話します。印象深かったのは、朝市の終了後に出店料を受け取る際、出店者の方々が「楽しかった、ありがとう」と声を掛けてくれる、というお話です。
出店者が楽しめるから、客も自然と楽しい気持ちになる。出店者は客との会話や、商売を楽しみ、満足して、その場を作ってくれたこと主催者に感謝し、お金を手渡す。この素敵な循環が成立しているのも、主催者の方々の努力や工夫の継続があったからこそなのでしょう。
ー手作りのジャムを売る「手仕事工房」さん。色々な味を試食させて頂き、特に好みだったものを2つほど購入ー
かつぬま朝市の先に主催者の方々が描いているものは、「横への広がり」です。
この朝市に出店したことで、次第にファンが増え、実店舗を持つに至った方もいらっしゃるようです。また、出店者どうしがこの朝市でつながり、コレボレーション企画が生まれることもしばしばとのことです。会場の雰囲気を肌で感じた筆者は、この先も、新たなつながりや動きが、この朝市を中心に広がっていくであろうことを、強く感じました。
ー野菜や果物だけでなく、雑貨、洋服、焼き物、加工食品など、多様な出店者が並ぶー
開催日は、毎月第一日曜日。場所はシャトレーゼ勝沼ワイナリーの敷地です。次回は6月2日(日)9:00〜12:00になります。子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるかつぬま朝市に、ぜひ足を運んでみて下さい。
茨城県の北部に、常陸大子という場所があります。水郡線という電車が走っている山間の街です。ここにある道の駅は、なんと温泉がついているのです。
道の駅の名称は、奥久慈だいご。まさに温泉がありそうな名前です。大子町は、比較的小さな町で、近くに袋田の滝という名所もあります。山間部には、温泉がでるようで一部別荘地にもなっています。道の駅 奥久慈 だいごでは、温泉の他にも、直売所が併設されており、こんにゃくやりんご、しゃも肉等を購入することが可能です。大子町の観光名所でもある「大子おやき学校」が道の駅にも入っており、これまた名物の「ほどやき」を食することができます。
ゴールデンウィークも終わり、比較的空いている高速道路なら、都心からもアクセスが楽です。週末に遊びに行かれてはどうでしょうか。
2013年5月6日に現在開発中の「ご近所マルシェ探すなら あおぞらファーム」サービス予告動画を公開いたしました。現在開発を急ピッチで進めております。ご期待ください。
ワサビの辛さって唐辛子とは違ってまた独特ですよね。あのツンと鼻に抜ける刺激はどこからやってくるのでしょうか?
唐辛子の場合はカプサイシンという物質が舌の痛覚神経を刺激して辛味を感じさせます。カプサイシンは、今では健康飲料などにも含まれている場合がありますので、ご存知の方も多いと思います。
一方、ワサビの辛さの素はシニグリンという物質です。このシニグリン、それ自体では苦みはあるものの辛味はありません。どのようにして辛味が出るかというと、ワサビをすりおろしたり細かく刻んだりすると、細胞が壊れ、中に含まれるミロシナーゼという酵素が出てきます。これがシニグリンと反応してアリルイソチオシアネートという辛味物質が生成されます。この物質は揮発性なので、食べると鼻に抜けて涙が出てきます。この鼻に抜ける感じが、辛さにつながります。
揮発性というだけあって、すりおろしたあとこの成分はどんどん逃げていきます。やはりおろしたてがワサビらしさを一番楽しめるわけです。
辛くないのに辛い、それがワサビなのです。
似たような話をもう1つご紹介します。皆さん、ヤナギという植物に鎮痛効果があることはご存知でしょうか?昔から、ヤナギの枝で作った楊枝や歯ブラシをつかうと歯の痛みがとれると言われていたり、西洋でも痛みの治療に使われてきました。
ヤナギには鎮痛効果の素としてサリシンという物質が蓄えられています。サリシン自体には鎮痛効果はなく、すりつぶされるなどの刺激を受けてサリチル酸という物質に姿を変えます。このサリチル酸こそが鎮痛消炎作用の正体で、研究の結果アセチルサリチル酸(アスピリン)、サリチル酸メチル(湿布薬の主成分)が開発されてきました。
このよに植物体内の物質は刺激によって様々に姿を変え、それを人間は利用しています。それにしても、痛みを感じさせたり和らげたり、色んな場面で植物にはお世話になっていますね。