カテゴリー: Blog

  • 3本がスタート青森リンゴ

    明治8年、青森にはじめてもちこまれたわずあ3本の西洋リンゴの木が、今では、国内生産の5割以上までに生産されるようになっています。青森の気候が、西洋リンゴの育成に最も適しているからと言われています。品種改良も盛んに行われ、もっとも成功した品種「ふじ」は、世界中にFujiの名で広まり、今では、米国のスーパーでも見かけるようになりました。実は、このFuji、世界で最も生産量の多い品種となっています。

    わずか3本の木が日本に入り、その品種が、日本の技術で新しく生まれ変わり、そして世界一の生産量の品種になる。農業の世界でも、日本の生産技術がNo.1になってほしいですね。

    りんご -wikipedia

  • サーバメンテナンスのお知らせ

    2013年4月4日(木)AM 2:00 ~ AM 5:00 の間、メンテナンスのため、本サイトが接続しにくくなる恐れがあります。お客様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

  • JA八千代市農産物直売所「グリーンハウス」ゆりのき店

    当社ブログで、新しくファーマーズマーケットや、各地のJA様による農作物直売所について、取材をさせていただき、掲載をすることといたしました。記念すべき第1回目は、JA八千代市農産物直売所「グリーンハウス」ゆりのき店 です。

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <外観>

    なぜ千葉なのか?なぜ八千代市なのか?なぜゆりのきなのかと疑問にもたれる方も多いと思います。回答は、明確で、私自身が複数回、利用させていただいたことがあり、とても美味しい野菜や、お惣菜を購入した事があるためです。

    八千代とグリーンハウス ゆりのき店

    お話を御伺いした方は、ゆりのき店 店長の外口さんです。

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <笑顔が素敵な外口店長>

    八千代市は千葉県北西部に位置し、都心から35㎞圏域の都市近郊農業地帯です。水稲と野菜、果樹、酪農と多岐にわたります。このブログでもご紹介した日本なし、里芋の他にも、ほうれんそう・ねぎ・にんじんなどの生産がさかんです。今回御伺いした「グリーンハウス ゆりのき店」は、10年前にオープンし、地域に根付いた直売のひとつの形を具現化されています。

    実は、このゆりのき店、JA八千代のビルの正面にあり、店舗だけではなく、精米の施設や、JAバンクなどもあり、農家だけではなく一般の方々も利用しています。私も、なにかのようのついでに、グリーンハウスゆるのき店を使う事が多いのですが、駐車場も広くとても便利です。

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <JA八千代>

    グリーンハウス ゆりのき店 イチオシ野菜「プチトマト」

    月曜日のオープンすぐに御伺いしたにもかかわらず、ゆりのき店には、すでにお客様が数名と、店員さんが3名ほどいらっしゃって、メロンの試食をすすめられていました。

    「最近は、直売所もたくさんできてきておりますし、スーパー等でも農家の方々が直接販売する機会も増えておりますので、うちでしか買えない野菜に力を入れているんですよ。」

    笑顔で迎えてくださった店長の外口さんがおすすめするイチオシ野菜は、トマトだそうです。トマトのなかでも、プチトマトが絶品で、他の直売所では買えない甘みの強いプチトマトが、手に入るそうです。プチトマトの入荷を店舗で待つ方もいらっしゃるようで、お客様どうしで、とりあいになる!という嬉しい悲鳴もあるようです。

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <トマトとプチトマト>

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <これがイチオシプチトマト>

     

    イベントは常連のお客様への感謝のため

    「ゆりのき店にきてくださるお客様は、ご年配の方も多いのです。ですから、イベントは、遠いところ足を運んでくださる常連のお客様にご恩返しのつもりで、感謝の気持ちをこめて、開催しています。」

    外口さんは、イベントの重要性をおっしゃっておりました。野菜の安心安全を考えるだけではなく、ご年配の方の、買いやすさや、親しみというものも大切にされているとのことでした。

    私のおすすめ 絶品まぜご飯

    私のおすすめ!ですが、実は野菜ではなく、農家の方が作ってくださったお惣菜、まぜご飯だったりします。手作りでひとつひとつ作られたまぜご飯は、まるで田舎のおばあちゃんがつくってくれたような暖かい味わいです。

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    <もっちりのまぜご飯>

    もっちりとした食感もたまりません。グリーンハウス ゆりのき店に訪問された際には、是非探してみてくださいね。

    八千代市-wikipedia

    JA八千代

    農産物直売所「グリーンハウス ゆりのき店」

    住所:八千代市大和田新田640-1
    TEL:047-459-4147
    FAX:047-459-4148


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    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

    JA八千代 グリーンハウス ゆりのき店

  • 根ではないカブ

    カブは、千葉県を筆頭に、埼玉、青森等で生産されるアブラナ科アブラナ属の根菜(こんさい)です。根菜という単語からも、カブの主に食用にする白く土中にある部位を、根であると思われている方が多いかと思いますが、実はこの部分、根ではありません。直根、胚軸(はいじく)等と呼ばれる、葉の付け根が、肥大化したものと言われています。では、本当の根はどこか?というと、その下に細く小さく伸びるヒゲのような部位が根です。

    中国や日本では、葉、胚軸の部分とも古くから食用にされていました。春の七草スズナとして、また、当社のロゴにも登場しているカブですが、古くから愛されている野菜の一つなのです。

  • 歴史ある小麦

    北海道の大地で栽培される小麦をご覧になった方も多いかと思います。梅雨が無い北海道は、乾燥に強い小麦の生産量の日本一です。一方で、世界に目を向けると日本は生産量が多い国ではありません。生産量が多いのは、実は、中国、インド、アメリカ、ロシア、フランスで、この5カ国で世界の生産量の5割を超えています。日本には、アメリカ産の小麦が多く輸入されています。アメリカから輸入される多くの小麦がパン製造のために利用されます。日本で生産される小麦は、麺類製造に使われる事が多く、これは生産の難しさからパン用小麦の栽培を敬遠する傾向にあるからだそうです。

    アメリカ、日本以外の小麦ですと、デュラム小麦が有名です。地中海沿岸やアメリカで生産されており、セモリナと呼ばれる粗挽きの状態で、パスタの原料として使われます。デュラム セモリナ粉という言葉をお聞きの方も多い事でしょう。このデュラム小麦等は、日本での栽培はあまり適さないと言われており、海外の生産に頼っていいます。2006年の10アール当たりの反収は、集約型の農業が行われているイギリス、フランス、ドイツの700㎏以上に対し、日本は380kg程度となります。生産に適した気候である事もさることながら、紀元前から小麦を重要な食物としてきたヨーロッパと、シルクロードをつうじて伝わってきた日本の歴史の違いが影響しているのかもしれません。

    コムギ-wikipedia

  • 農作物購入支援事業「青空ファームドットコム」

    私たちのWebサイト(以後、本サイトと呼びます)には、Servicesというページがあり、2つの事業と、1つの研究グループについて書かれています。農作物購入支援事業「青空ファームドットコム」は、一番最初に書かれている事業です。社名に良く似たサービス名称で、本サイトと誤解をされることがありますが、現在、別ドメインで、開発を行っています。ローンチは、2013年5月を予定しており、開発が順調に進んでいます。

    農作物購入支援って何?

    私たちは、農作物をつくっているわけでも、消費者の代表でもありません。私たちは、ただ、ただ、システムやサービスを作る仕事を今までしてきた人間です。当社のご紹介ビデオにもあるように、そんな私たちが御役に立てる事は、農作物が売買されるマーケットの集客等を御手伝いし、生産者や消費者の方の出会いの選択肢を多くする事だけだと考えました。マーケットが開催される日時、場所をたくさんの方に御伝えすれば、人々のよりよい出会いが増えるだろうと考えたのです。それが、私たちが定義する「農作物購入支援事業」であり、「青空ファームドットコム」というサービスです。

    ビジネスモデル

    いわゆるフリーミアムのモデルとなります。たくさんの方に御使い頂く事が、「青空ファームドットコム」にとって、とても重要だと考えたからです。4月に入る頃から、事前の登録や、サービス内容のアナウンスをさせていただく予定です。しっかりと、ひとつひとつ、育ててまいります。

  • 日本なし

    昨日ご紹介した里芋と同様、なしも、千葉が生産量トップの果実です。千葉県内に行くと、9月頃からなし狩りができる農園もたくさん街道沿いにあり、みずみずしいなしを食べる事ができます。幸水、豊水など水に関わる名前がついている品種もあり、その食感を連想させます。

    この「なし」ですが、大きくは、日本なし、洋なし、中国なしに分類され、日本で言うなしは、日本なしをさします。wikipediaでは、和なしと紹介されています。品種として有名なのは、幸水、豊水、二十世紀がトップ3となります。これら3つの品種で、70%以上(それぞれ34%、30%、13%)となります。実は、幸水、豊水とも、二十世紀をルーツにもっています。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Pear_family_tree.png

    洋なしだけではなく、日本なしもワインの原材料にされたこともあり、今も生産が続いています。千葉県内でもなしの生産量の多い、鎌ヶ谷では、「梨のささやき」という幸水を使ったワインが地元の名物として販売されています。通販でも購入可能なようですので、ワイン好きの方は、一度おためしいただく価値はあるのではないでしょうか。

  • 里芋と千葉の土

    里芋の歴史は、稲作より古く縄文時代から栽培されてきました。これは、栽培が容易である事が起因しています。山でとられる山芋、自然薯に対して、里で栽培される里芋として定着しました。

    日本に限らず世界中でタロイモとして食べられています。日本で収穫量が一番多いのは、千葉県八街、富里地域です。千葉八街といえば、ピーナッツの生産が多いイメージがありますが、里芋、ピーナッツとも、土のphが、5.7-6.2程度が適していると言われており、偶然ではないのです。

    生産量から、その土地土地の特徴を見る事ができますね。

  • 桃太郎の「桃」

    桃太郎という昔話があります。桃から生まれた桃太郎が、鬼を退治するお話です。桃太郎の名前についた「桃」は、偶然ではありません。日本や中国では、桃は邪気を払う効果があると考えられていました。古くは古事記や、皆さんご存知の桃の節句なども、その一例です。

    桃は、日本においては、山梨、福島が生産量の1、2トップです。降水量が少なく、暑い盆地が甘い桃作りには適していると言われています。ちょうど今の季節3月は、桃の花がきれいな時期です。桜とも少し違う、可憐な桃の花を見に、山梨、福島を訪問されるのもいいかもしれませんね。

    山梨桃の花開花情報

    桃 – wikipedia

  • 北海道のジャガイモ

    北海道と言えば、ジャガイモ、とすぐに思う方もいらっしゃるかもしれません。北海道は、ジャガイモ生産量日本一です。その生産量は、日本の8割を占めています。北海道の開拓が始まったのは、函館だと言われる事がありますが、ジャガイモに関しても、やはり函館郊外の川田龍吉男爵の農場ではじめて「男爵」が栽培されました。

    ジャガイモは、今も品種改良が積極的におこなわれ、用途によってたくさんの種類があります。北海道に訪問する際に、ジャガイモを食するのもよいかもしれないですね。

    ジャガイモ -wikipedia