カテゴリー: Vegetablesgreens

  • ちばさんさん

    「千葉」の冠がついたミニトマトをご存知でしょうか。「桃太郎」に比べβカロチンが約5倍、ビタミンCが約2倍の「ちばさんさん」がその品種名です。

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    上記写真の手前にあるオレンジ色の丸いトマトが、「ちばさんさん」です。写真のちばさんさんは、植えてから水を一切与えないで育てたもので、甘みが強く、皮も柔らかで、よく使われる表現ですが、フルーツの味わいそのものでした。
    トマトは、いろいろな品種がありますが、直売所によっては、いろいろなトマトを混ぜて販売されている場合もあるようです。色とりどりのトマトを入れた食器は、まさに宝石箱。梅雨明けの今日、ダイニングテーブルにトマトの宝石箱をおくのもうれしいですね。

  • レタス食べ比べ

    一般的なコンビニエンスストアなどで販売されているカット野菜と、当社が長野から取り寄せたレタスを食べ比べてみました。

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    上記写真で、向かって左側が長野から取り寄せたレタス、右側が市販カット野菜です。当初私どもも「比較しても味はそんなに変わらないのでは?」と想像していましたが、結論を申し上げれば、まったく味が違いました。カットしたサイズが異なりますので、食感が違うことは致し方ないとしても、長野から取り寄せた野菜は、味がしっかりとしています。

    味覚ですので、文章でお伝えすることは難しいですが、はっきりとわかる味の違いです。

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    現在当社では、当社代表の田中秀樹が農家や野菜販売をされている方々とお話をし、美味しいお野菜を皆様にご提供する方法を検討しております。当初は、ビジネスプランにもならない小さな試験販売からスタートすることになるかと思います。当社にとって、はじめての試みのため、試行錯誤が予想されますが、近い将来皆様に当社が選んだお野菜を楽しんでいただけるよう、努力して参ります。

  • 大きいズッキーニ:トロンボーンチーノ

    イタリアで良く食されている大きなズッキーニ、それがトロンボーンチーノです。楽器のトロンボーンのような形は、とても印象に残ります。
    トロンボーン

    普通のズッキーニよりも大きいので、驚いてしまいますが、食感、肉質とも上質で美味しいそうです。直売所などではなかなか手に入れることはできませんが、見つけた時には購入しておきたい野菜です。

    トロンボーン
    トロンボーン

  • 松尾芭蕉も食したかも・・・ねずみ大根

    俳聖松尾芭蕉の一句「身にしみて 大根辛し 秋の風」をご存知の方も多いことでしょう。この句は、木曽を旅する松尾芭蕉が、うどんを食した際に辛味大根を使った大根おろしを口にして詠んだと言われています。その歴史は古く、江戸時代に長崎から薬として伝来したそうです。
    近年この辛味大根の形状を昔ながらに復活させたものが「ねずみ大根」です。まさにネズミのおしりから尻尾をみるような形状は一度みたら忘れません。

    長野県埴科郡坂城町では、「坂城町ねずみ大根振興協議会」という団体を作り、このねずみ大根の普及を目指しているそうです。「坂城町ねずみ大根振興協議会」のWebサイトでは、ねずみ大根を使った伝統食「おしぼりうどん」を食することのできるうどん屋さんのリストも提供されています。また毎年11月になると、ねずみ大根祭りも開催されています。
    少し先のお話ですが、今年の11月が楽しみです。

  • 植物のSOS

    植物が外敵から身を守る手段は様々ありますが、今回は他の生物に助けを求める方法についてご紹介します。

    植物には、外敵にかじられると特殊な化学物質を出すものがあります。この化学物質は害虫の天敵となる生物を呼び寄せ、害虫を退治してくれるため、「SOS物質」とも呼ばれます。
    具体的な事例をいくつか挙げましょう。トウモロコシはハムシの幼虫が根を食べ始めると、テルペノイドという物質を根から分泌し、ハムシに寄生する線虫を誘因します。ワタの葉をヨトウムシ(芋虫)が食害すると、ここでもSOS物質が分泌され寄生バチが呼び寄せられます。このSOS物質は単に植物に傷がつくだけでは分泌されず、傷口にヨトウムシの唾液がつくことで初めて出てきます。
    問題となる害虫の種類に応じて、違った物質を出すことも知られています。
    農業での応用としては、SOS物質を出さない作物を栽培する場合に、SOS物質を分泌する植物と一緒に育てることで、害虫から作物を守るといった対策が考えられています。
    化学農薬の使用量を抑えたい場合などには有効に利用できそうです。

    それにしても自分のボディーガードまで持っているなんて、植物はすごいですね。

  • デコレーションキュウリ

    「デコきゅう」という商品があります。デコレーション キュウリの略称のようです。このデコきゅうという商品は、キュウリをスライスした際に星形やハート型にするための道具です。

    使い方はとても簡単で、通常通り育成している途中のキュウリに上記製品をカバーとして取り付けるだけで終わりです。家庭菜園でも綺麗な星形、ハート型を作られている方も多数いらっしゃいます。また繰り返し使えるようですのでリーズナブルです。

    夏の野菜キュウリをつかって子供たちをびっくりさせるのもいいかもしれませんね。

  • 三角が印象的 キャベツ・アクート

    イタリアンキャベツ、サラダキャベツ等と呼ばれる種類、アクートというキャベツがあります。三角形のとがった形が印象的で、まだ日本では珍しい種類です。

    あおぞらファーム 試験販売

    上記は、当社が検討している野菜の試験販売ボックスです。こちらにちらりとうつっているのが、アクートです。アクートは、ビタミンやアミノ酸、カルシウム、カロテンが豊富で、柔らかな食感です。甘みも強く歯ごたえもありますので、生食がおすすめだそうです。
    まだまだ販売数が少ないアクートですが、柔らかなキャベツが好みの方は探してみると良いのではないでしょうか。

  • 塩で食べるお豆腐「くらかけ豆豆富」

    長野県 佐久にほど近い小海町では、名物の鞍掛豆を使った豆腐が作られています。商品名称は、「くらかけまめ豆富」。富という漢字を使い、高級感のあるお豆腐として販売されています。

    通常のお豆腐よりも少し緑がかった豆腐は、しっかりとした味わいと、甘みがあります。おすすめの食べ方も、独特で、お塩だけで食べることを勧められます。塩だけでのあじつけで、お豆腐そのもののかおり、味わい、甘みを楽しむことができます。

    くらかけ豆豆富

    お豆腐好きのかたも、またヘルシーなおつまみを探している方にもちょうど良いお豆腐です。

    長野の地方野菜 鞍掛豆

    このくらかけまめ豆富の原材料である鞍掛豆は、長野の地方野菜で、大豆の一種です。大豆との違いは、豆に黒い模様がついていることで、これが名前の由来、「馬の背に和式の鞍を乗せたように見える」ことにもつながっています。昔から豆の味が強い品種として有名だったようで、枝豆のように塩茹でやひたし豆として、豆の味を楽しむレシピが多数あったようです。

    小海町まで、東京から車で3時間程度と日帰り旅行にはちょうど良い距離感です。週末に、お豆の味のお豆腐、いかがでしょうか。

    小海町 ホームページ

    http://www.koumi-town.jp/

  • 「東京都経営革新計画に係る承認」について

    本日、「東京都経営革新計画に係る承認」について、通知を頂戴いたしましたので、ご報告いたします。

    東京都経営革新計画に係る承認

    当社は、2009年に設立以降、4期連続で黒字を達成して参りましたが、2013年4月より新代表に田中秀樹が着任、経営改革を実施して参りました。既にお知らせしております通り、社名変更、新サービス「あおぞらファーム」の開始、食品加工事業への参入等、積極的に展開して参りました。これらは、すべて当社が策定した新事業計画によるものであり、事業計画に則り推進しております。

    今回ご承認いただきました「東京都経営革新計画に係る承認」は、中小企業庁が実施している中小企業経営支援施策の一環です。

    本ご承認に関わり御協力いただきました皆様に感謝すると共に、社員一同、当該新事業計画をひとつひとつ進めて参る所存です。当社サービスを、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 東京の里山 横入沢

    東京都あきる野市には、東京で最初に「里山」と認定された地域、横入沢(よこいりさわ)があります。以前は住宅地として開発を検討された地域でしたが、バブル崩壊とともに自然と人のふれあいの場所として利活用が検討されました。平成18年「東京における自然の保護と回復に関する条例」によって「里山」としてはじめて認定、保全が実現されることになります。

    横入沢に行くには、JR五日市線 武蔵五日市駅で下車します。そこから徒歩で20分で横入沢に到着します。横入沢は、駐車場もありませんので、車で訪問する際にも、同様に武蔵五日市駅近隣の駐車場を利用することになります。横入沢には、飲食店もありませんので、必要に応じて駅近くで購入する必要があります。

    横入沢は、コナラ、スギ、ヒノキ、水田や畑等、ボランティアの方々の努力によって保全されています。舗装された道路もありませんので、訪問する際には歩きやすい服装が望ましいでしょう。

    現在でも「里山」として認定されている地域は、東京にわずか2カ所。この自然を大切にしつつも、肌で感じて見てはいかがでしょうか?

    横入沢里山保全地域 – 東京都